有限会社 深田環境衛生

環境センター

環境センター

弊社は平成29年4月より飯塚市様より飯塚市環境センター(し尿・浄化槽汚泥処理場)の運転管理業務を受託させて頂いております。現在、5名体制にて運転管理を行っており、その内し尿・汚泥再生処理施設技術管理士3名を配置して日々の業務を行っております。

平成8年4月から稼働を開始し、現在24年目を迎えております。
現在の処理方式は浄化槽汚泥前脱水+高負荷脱窒素処理で、近年の浄化槽汚泥量増加による搬入物性状の希釈化にも対応しております。

弊社や、直営様、各許可業者様が旧飯塚市内の各家庭や各施設等から収集運搬されたし尿及び浄化槽汚泥の処理を行っております。

中央監視室では、搬入車輌の監視や各機器の運転状況、処理状況の監視、データ入力等を行います。

搬入された、し尿及び浄化槽汚泥は夾雑物除去装置(ドラムスクリーン、スクリュープレス)で前処理を行い除渣後し尿はし尿貯留槽へ、浄化槽汚泥は浄化貯留槽へ送ります。

汚泥濃縮貯留槽に貯めらた浄化槽汚泥と余剰汚泥の混合液を遠心脱水機にて処理を行い、脱離液は分離液貯留槽へ送り含水率85%以下に処理した脱水汚泥は場外へ搬出して焼却処分されます。

地下に設置されている様々な測定機器やモーノポンプ、縦型ポンプ、自給式ポンプ、曝気ブロワや破砕機ポンプ、計装用コンプレッサー等のポンプ類の調整や点検、清掃、軽微な修繕を行い日々の処理に支障をきたす事の無い様に管理しております。

固液分離槽から送られた脱離液を高度処理装置(砂ろ過装置+活性炭吸着塔)でSS、COD、色度に至るまでさらに処理します。

毎朝各槽内から試料を採水し、色や匂い等においても異常がないか点検をしております。

各槽から採水した試料の、液温、pH、色度、アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素、硝酸性窒素、残留塩素濃度、りん、SS、COD、BOD、SV30、大腸菌等の検査、水質試験を実施して各槽の調整を行い、安定した処理を行っております。

各処理工程を経て排出基準値以下に処理した処理水は塩素消毒後、河川放流となります。

微力ではございますが社会インフラを支える為、社員一同一丸となって今後も努力して参ります。